【イルビレッタ】ポケットチーフのお話！

こんにちは。

イルビレッタの田中です。

今回はポケットチーフのお話です。

まずは簡単に歴史から。

チーフ(chief)は元々はラテン語の「頭」を
意味する「caput」という言葉から派生したといわれています。
今でも、会社や組織で集団の長となる者を
「チーフ(chief)」と呼ぶのも納得ですね。

ポケットチーフは汗や手を拭いたりするハンカチの起源と同じで、
元々は高貴な身分の象徴として使われており、古くは王族だけが持つ事を許された
特別アイテムでだったようです。
そもそもポケットチーフはもともとハンカチ（ハンカチーフ）でした。

今では当たり前となっているジャケットの胸ポケットですが、
実は元々存在しなかったディテール。メンズウェアにおいて最初に胸ポケットが施されたのは、
19世紀半ばのチェスターフィールドコートからだと言われています。
ちなみにコートの胸ポケットに挿すのはポケットチーフではなくグローブ(手袋)というのが
当時の常識でした。近年のピッティウオモでもよく見られる着こなしですが、
決して斬新なものではなく、極めてクラシックな装いなんですね

1920年代に入ってようやく、ポケットチーフを挿すための目的でジャケットに
胸ポケットが施されるようになります。これによって実用品としてのハンカチを、
装飾品として胸ポケットに挿すという習慣が徐々に紳士の間で定着。
意外と浅いポケットチーフの歴史。

基本ポケットチーフは四角い正方形ですよね。

当時ハンカチが一般的な物になり、人々は個性的な物を作る様になります。
（飾り、刺繍、巨大化、丸型、星形など）

バッキンガム宮殿、マリーアントワネット妃は、夫のルイ16世にその事を話しました。
結果　ハンカチは正方形でなければならない。
という法律を作りました。

そのなごりで今も四角い正方形なんですかね。

歴史はさておき、やはりポケットチーフがあるのと無いのとでは見た目がかなり違うなと、
個人的には思います。
街を歩いていても、（ポケットチーフを挿していたらよりカッコイイのになぁ）と多々思う事があります。





どうでしょう。やはりチーフがある方がお洒落でカッコイイです！
スーツやジャケットを着用される方には是非チーフを挿して頂きたいです！

奇遇なことに当店イルビレッタのオンラインで沢山の色柄のポケットチーフがあります！笑
是非ご覧ください！

今回も長文ありがとうございました！笑

オンラインでネクタイやチーフなども販売しております。是非ご覧ください！
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